move日本の歴史




2022年12月、講談社の動く図鑑「MOVE」のシリーズに「日本の歴史」が加わりました。
「歴史の図鑑って?」
「価格がちょっと高くない?」
と、いろいろ気になったためチェックしてみました。

以下の記事でも紹介していますが、子ども向けの「日本の歴史」といえば学習まんががまず浮かびます。
学習漫画「日本の歴史」オススメはこれ!【2023年最新情報】人気5大シリーズを比較

講談社からも学習まんがシリーズが発売されていますが、それでは子どもへ買い与えるとすれば、「MOVE」とどちらがおすすめでしょうか?

ポイント1:フルカラーのビジュアル

まず大きいポイント言えるのが、ビジュアルです。
「図鑑」を謳っていますが、内容はリアルなイラスト、写真のフルカラーで時系列に紹介しています。
大判の迫力のある見た目で、学習まんがでは不足する資料を保管する内容と言えます。

ポイント2:付録DVD

講談社の図鑑MOVEの最大の特徴であるDVD。
本書にももちろん付録しています。
下記公式サイトでダイジェスト版を見られます。
https://cocreco.kodansha.co.jp/move/published_list/series_move/0000359559
高校受験、大学受験レベルではありませんが、約70分の収録時間で、歴史に興味を持ち始めたばかりの小学生には楽しい内容です。

ポイント3:詳細な解説文

DVDは子ども向けですが、各ページの解説文は本格的です。
ビジュアルを楽しみつつ、解説文を繰り返し読めば、教科書もよりも楽しく、学習まんがよりも簡潔でコンパクトに歴史学習の重要事項を覚えられる仕組みになっています。
解説の内容は共通テストレベルであれば、大学受験もほぼこれでいけますね。

まとめ

というわけで、学習まんがシリーズとの比較で言えば
・漫画では不足している資料が充実
・DVDつきで小学生にも馴染みやすい
・1冊にまとまっていてコンパクト
ということになります。
本体価格4000円というのはMOVEの中でも高めで少し怯んでしまいますが、その分、各ページにはぎっしりと情報がつまり、ページ数も特大です。
学習まんがを揃えていてもいなくても、家庭に1冊置いておく価値はあると思いました。




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