NHK大河ドラマ原作紹介の第5回です。超大作の原作が並びます。
この時期は3年続けて現代劇が放映されました。筆者は小学生の頃、両親に付き合って見ていましたが、「いのち」は子どもには退屈で退屈で……という記憶しかありません。時代劇が復活した翌年の「独眼竜政宗」が、大河ドラマ史上最高の視聴率を記録したのもむべなるかな。
一方、太平洋戦争を描いた「山河燃ゆ」は未だにテーマ曲を聞くと体が熱くなるくらい、大好きでしたが。
割と厚めの文庫で全26冊もあり、Wikipediaによれば、世界で最も長い小説としてギネスブックにも登録されているという山岡荘八のロングセラーが原作です。筆者は読んでいませんが、死ぬまでには挑戦したいとずっと思っています(しかし、これを読む時間を使って、ほかにどれだけ本が読めるのだ、ということを考えるとなかなか踏み切れません)。
筆者が大河ドラマを見始めたのはこれが最初でした。
山崎豊子の「二つの祖国」を原作とした、大河ドラマ現代編第一弾です。松本幸四郎、沢田研二、柴田恭兵と、かっこいいおじさんがたくさん出てくるので、小学生だった筆者は夢中で見ていました。存命中だった昭和天皇が登場する回では、我が家のお茶の間が騒然となった記憶があります。
原作は、山崎豊子の代表作の一つとして現在ももちろん版を重ねています。
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明治の開化期を舞台に、川上貞奴、川上音二郎、福沢桃介らの青春劇。
杉本苑子による原作はいずれも絶版で電子書籍もありません。この原作以上に有名なのは、別の作家が自著の記述から盗用していると裁判になった著作権侵害事件(いわゆる「春の波涛」事件)です。
ずっとDVD化されなかったため、この事件によって封印されているのかと思っていましたが、来月(2017年2月)にDVDが発売されるとのことです。
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また、「春の波涛」事件については、こちらの本で詳しい経緯を知ることができます。
久しぶりの時代劇ということもあってか、大河ドラマ史上最高視聴率を記録したドラマです。本編が始まる前に解説コーナーが挿入されたり、子役が人気者になったりと、現在の大河ドラマのフォーマットがスタートした作品でもあります。
原作は山岡荘八の「伊達政宗」。小学生だった筆者は、ドラマを見つつ原作にも挑戦してみましたが、
・全く原作に忠実ではない。(ドラマの方が遥かに面白い)
・小学生には意味のわからない色っぽいシーンが多い。
という理由で、全8冊中2冊くらいでやめてしまいました。
同時に、あかね書房から出ていた子ども向けの伝記シリーズでも「伊達政宗」を読みましたが、こちらの方は「あれ?」と思うくらい、ドラマと全く同じ内容でした。まあ、ドラマにあわせて出された本のようなので、今考えればそうなるのは当然かもしれませんが。
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(こちらは図書館の児童図書コーナーで、今もよく見かけます)
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この時期は3年続けて現代劇が放映されました。筆者は小学生の頃、両親に付き合って見ていましたが、「いのち」は子どもには退屈で退屈で……という記憶しかありません。時代劇が復活した翌年の「独眼竜政宗」が、大河ドラマ史上最高の視聴率を記録したのもむべなるかな。
一方、太平洋戦争を描いた「山河燃ゆ」は未だにテーマ曲を聞くと体が熱くなるくらい、大好きでしたが。
第21作 徳川家康 1983年(昭和58年)
原作:山岡荘八『徳川家康』割と厚めの文庫で全26冊もあり、Wikipediaによれば、世界で最も長い小説としてギネスブックにも登録されているという山岡荘八のロングセラーが原作です。筆者は読んでいませんが、死ぬまでには挑戦したいとずっと思っています(しかし、これを読む時間を使って、ほかにどれだけ本が読めるのだ、ということを考えるとなかなか踏み切れません)。
筆者が大河ドラマを見始めたのはこれが最初でした。
第22作 山河燃ゆ 1984年(昭和59年)
原作:山崎豊子『二つの祖国』山崎豊子の「二つの祖国」を原作とした、大河ドラマ現代編第一弾です。松本幸四郎、沢田研二、柴田恭兵と、かっこいいおじさんがたくさん出てくるので、小学生だった筆者は夢中で見ていました。存命中だった昭和天皇が登場する回では、我が家のお茶の間が騒然となった記憶があります。
原作は、山崎豊子の代表作の一つとして現在ももちろん版を重ねています。
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第23作 春の波涛 1985年(昭和60年)
原作:杉本苑子『冥府回廊』『マダム貞奴』明治の開化期を舞台に、川上貞奴、川上音二郎、福沢桃介らの青春劇。
杉本苑子による原作はいずれも絶版で電子書籍もありません。この原作以上に有名なのは、別の作家が自著の記述から盗用していると裁判になった著作権侵害事件(いわゆる「春の波涛」事件)です。
ずっとDVD化されなかったため、この事件によって封印されているのかと思っていましたが、来月(2017年2月)にDVDが発売されるとのことです。
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また、「春の波涛」事件については、こちらの本で詳しい経緯を知ることができます。
第24作 いのち 1986年(昭和61年)
原作:原作なし第25作 独眼竜政宗 1987年(昭和62年)
原作:山岡荘八『伊達政宗』久しぶりの時代劇ということもあってか、大河ドラマ史上最高視聴率を記録したドラマです。本編が始まる前に解説コーナーが挿入されたり、子役が人気者になったりと、現在の大河ドラマのフォーマットがスタートした作品でもあります。
原作は山岡荘八の「伊達政宗」。小学生だった筆者は、ドラマを見つつ原作にも挑戦してみましたが、
・全く原作に忠実ではない。(ドラマの方が遥かに面白い)
・小学生には意味のわからない色っぽいシーンが多い。
という理由で、全8冊中2冊くらいでやめてしまいました。
同時に、あかね書房から出ていた子ども向けの伝記シリーズでも「伊達政宗」を読みましたが、こちらの方は「あれ?」と思うくらい、ドラマと全く同じ内容でした。まあ、ドラマにあわせて出された本のようなので、今考えればそうなるのは当然かもしれませんが。
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(こちらは図書館の児童図書コーナーで、今もよく見かけます)
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