備忘の都

40年間の読書で得た偏った知識をツギハギしながら、偏った記事をまとめています。同好の士の参考に。

2018年11月

吟味して買ったデスクトップパソコンは10年使える

今日は、本当はこんな記事を書くつもりではなかったのですが、あるトラブルにより、書きかけの記事が消えてしまったため腹立ち紛れにテーマを変えました。

あるトラブルというのは、なんとパソコンの「フリーズ」です。
今どきの若い方は「フリーズ」の意味を正確に理解していないことが多いのですが、「フリーズ」とは「処理に時間がかかって先の画面へ進めなくなること」ではありません!
マウスポインタはピクリとも動かず、タスクマネージャすら立ち上げることもできない。完全に停止してしまった状態を言います。
この状態になると何時間放置したところで全く変化は起こらないので、電源ボタンを物理的に押して電源を落とすしかありません。
かつてWindows 95からWindows Meにかけてはこれは日常茶飯事で、ようやくつながった「テレホーダイ」で深夜にチャットをしていると、ブラウザが徐々に重くなったあげくフリーズしてしまい(かつてのブラウザは長時間使っていると重くなってきた)、改めてテレホーダイをつなごうにもつながらず、あきらめて寝る、という毎日でした。
これがWindows XPの時代になると突然、フリーズというものがなくなりました。このことがどれだけ嬉しかったことか。筆者は未だにこれまでのWindows史上、最高傑作バージョンはXPだと信じていますが、これはひとえに「フリーズしなくなった」という感動によるものです。

というわけで、筆者にとっては実に17年ぶりの「フリーズ」体験だったというわけです。
そして、やむを得ず電源ボタン長押しで落とし、改めて電源を入れようとしたところ……
なんと、起動しない!
このブログはいつもデスクトップパソコンで書いているのですが、ここ最近、機械の音に若干の違和感を感じるようになっていたので「ついに来たか」と思いましたね。

思えば、このパソコンを買ったのは2009年のことで、実はもうまる9年も使っているのです。
その前のマシンはXP登場の直前に買って、アップグレード用のROMを無料でもらった記憶があるので2001年の購入ということになります。
その前は初めて買ったパソコンで1997年のことでした。

つまり、最初のマシンはともかくとして、その後のマシンは8年とか9年とか、世間一般で考えられているよりはるかに長期間使っています。
一般的にパソコンの寿命は5~6年と言われる中で、なぜそんなに長期間使っていられるのかといえば、これは、買うときにスペックを徹底的に吟味しているのが功を奏しています。

パソコンの寿命には物理的なものと社会的なものとがあります。
物理的な寿命とは、単純に故障。
しかし、パソコンには再起不能になるような故障というものはありえません。
というのは、パソコンというのは単なる部品の寄せ集めに過ぎないからです。壊れた部品を特定して交換すれば、半永久的に使える理屈になります。
ハードディスクが壊れると、データまで失われ、ユーザーにとってはかなりダメージは大きいのですが、きちんとバックアップさえ取っていれば、実はハードディスクが壊れた程度のことはそれほど大した事件にはならないのです。どうにも打つ手がないのはマザーボードが壊れたときくらい。

パソコンを買い換える動機として大きいのはやはり社会的な寿命が来たときでしょう。
スペック的にOSをこれ以上アップグレードできない。しかし、サポートが終了したり、インストールできないソフトが増えてきたり、ブラウザで表示できないサイトが出てきたりで、OSが使えなくなってくる。
筆者が最初に買ったWindows95のマシンはそういう意味では、あっという間に寿命が来ました。買って4年後には、もう表示できないホームページがあちこちに出てきていました。そして、アップグレードも望めない低スペック。まあ、当時は「ドッグイヤー」と言われ、パソコンを買うのに20万円以上も要するのに、数年で寿命が尽きるのは当たり前だったのですが。
2台目のマシンを買うときは、「10年使う」ということを目標に徹底的に吟味しました。社会的な寿命が完全に尽きるまで、物理的には問題なく稼働するマシンを、というわけで。
もちろん予算の制約はあるものの、その範囲内でなるべく最先端の部品を使い、また拡張の余裕があるマザーボード、筐体を選ぶ。
そう、長寿命のマシンを手に入れるのはBTO(Build To Order=受注生産)のデスクトップマシンを買うしかないのです。
さらに言えば、スリムケースのものは故障したときに汎用的な部品をあてがうことができないため、NGです。昔ながらのごついマシンを買うのが最も良い選択です。
2台目に買ったGatewayのマシンは、部品が故障するたびに自分で交換していました。ハードディスク、電源ユニット、光学ドライブ、グラフィックボード、メモリ(これは増設のため)と、あらゆる部品を取り替えて、最終的にはマザーボードとCPU以外は全て後からつけたもの、という状態になってしまいました。
2001年に買って、2009年の時点でもまだ充分に快適に動いていましたが、これの買い替えを決断したのはハイビジョンの映像を処理できなかったためです。買ったときには独身のオタクだった筆者も、この間に結婚して子どもが生まれ、ホームビデオの編集をする必要が出てきたというわけですね。

そこで新しく買った新しいマシンが現在使用中のものです。
これもまた「10年使おう」と考え、mouse computerで買いました。
このときのキモはSSDですね。
これさえつければ、高速で、しかもハードディスク故障に悩まされることのないマシンが手に入る!
しかし、当時はSSDが登場したばかりの頃でした。
実用的な容量が予算内で手に入る程度には普及していましたが、それでも筆者がCドライブに選んだSSDの容量は36GB。何でもかんでもソフトをインストールするというわけにもいかず、実は未だにOfficeを入れていません。まあ、仕事に使っているわけではないので、無いと話にならない、ということはないのですが、それでもやっぱり不便ですね。(なおDドライブ、Eドライブは普通のハードディスクをそれぞれ500GBつけて、合計1TBにしています)
ところがこのマシン、やたら頑丈なのです。
かつてのオタク時代に比べてパソコンをいじっている時間が減ったということもありますが、それでも故障による部品交換を一度もしていません。
にもかかわらず、職場のマシンや、数年前の買ったばかりの実家のマシンに比べても爆速で超快適。社会的な寿命もまだまだ先と考えていました。

そんなわけで、今回のフリーズには青ざめました。
ついに物理的な故障で買い替えることになるか?
筐体の蓋をあけて、原因を調べようとしましたが、やはりマザーボードの具合が悪いようです。マザーボードを交換するくらいなら、10年近く使っているマシンをまるごと交換したほうが良いという話になります。

結局、マザーボードの電源ケーブルを一度抜いて、もう一度挿してみたところ、何事もなく復旧。ちょっとしたエラー、というだけだったようです。
しかし、そろそろ寿命が来てもおかしくはありません。
今後はこれまで以上にこまめにバックアップを取ると同時に、買い替えに備えて情報収集を始めようかな、と思っています。
AmazonでBTOパソコンを買えるとありがたいのですが、いずれのメーカーもあまり細かいところまでは選択できないようですね。
 

島田荘司 初期エッセイ集一覧

201811異邦人の夢292

以前の記事にも書いたとおり、中学高校時代はかなり重度の島田荘司中毒者だったため、エッセイや評論など小説以外の著作にもくまなく目を通していました。
島田ミステリは度肝を抜かれるトリックだけでなく、ストーリーテリングという観点も非常に優れており、サスペンス小説の傑作も数多くあります。
読者に一気読みさせる強い物語を支えるのはやはり趣味と関心の広さです。それらを直接テーマにして語られているエッセイは、島田荘司の小説を読み解く上で非常に重要な存在と言えます。
というわけで、初期(平成10年頃まで)のエッセイをご紹介します。(リンク先はいずれもAmazon)


『砂の海の航海』1987年・新潮文庫(書下ろし)
島田荘司の初エッセイは、パリ・ダカール・ラリーの同行取材記でした。ミステリの話はほぼ出てきませんが、カラー写真も多数まじえた本で、島田荘司ファンであれば興味津々、とても楽しめる一冊でした。

ポルシェ911の誘惑
島田 荘司
講談社
1989-02

『ポルシェ911の誘惑』1989年・講談社
タイトルを見るとポルシェ911のことしか書いていない印象を受けますが、全くそうではありません。ポルシェの話は冒頭のみ。あとはクルマの話を中心に、島田荘司らしい社会論・日本人論が綴られています。Amazonのカスタマレビューを見ると異常に低評価ですが、これは島田荘司ファンではなくクルマ好きばかりが投稿しているためです。逆に言えば、自動車のことを全然知らなくても島田ファンであれば楽しめます。後に講談社文庫にも収録。

島田 荘司
PHP研究所
1989-11

『異邦人の夢』1989年・PHP研究所
初めてのエッセイ集らしいエッセイ集です。
さまざまな雑誌に掲載された趣味や生活について語ったエッセイを集めたもの。特にロンドンに長期滞在した記録やホームズについて語った一章はとても楽しい内容です。仕事場の新築について書かれた「酒中日記」は、雑誌掲載時に自宅までの詳細なルートを書き込んでしまい、これを読んだ歌野晶午が家を訪ねてきて、デビューに至ったという曰く付きのもの。後に徳間文庫「新・異邦人の夢」として収録。

本格ミステリー宣言
島田 荘司
講談社
1989-12

『本格ミステリー宣言』1989年・講談社
エッセイではなく評論、とも言えますが、冒頭の「本格ミステリー宣言」「本格ミステリー論」以外はおおむねエッセイです。綾辻行人、法月綸太郎らのデビュー時に寄せられた推薦文も全て収録されており、リアルタイムでノベルスを買っていた人たちには特に珍しくないものですが、あれから30年経った今となってはまとめて読めるのは貴重かもしれません。後に講談社文庫に収録。


『エンゼル・ハイ』1990年・PHP研究所
「異邦人の夢」と同じ体裁で刊行されたものですが、これは完全のクルマの本。本記事冒頭に「小説以外の著作にもくまなく目を通していました」と書きましたが、すみません、ウソです。本書は買ったは良いものの、いったい何が話題になっているかすらチンプンカンプンで、結局最後まで読めませんでした。クルマに興味のない方はスルーで良い本です。単行本が出たきり、文庫化や再刊はされていません。


『島田荘司の名車交遊録』1990年・立風書房
初期の島田荘司は本当に自動車の本ばかり書いていたわけですが、本書はかなり名著だと思います。
世界の名車について、写真とエッセイで構成されていますが、車の知識が全く無くてもかなり興味深く読めます。他のエッセイでも語られる島田荘司の愛車MGAも登場します。後に原書房から愛蔵版が出ましたが、初刊の方がかっこいい装丁です。


『パリダカ漂流』1991年・芸文社
「砂の海の航海」につづくパリ・ダカール・ラリー観戦記。今回はラリーの最中に湾岸戦争が勃発し、改めて読むと当時の緊張した空気を読み取ることができます。エッセイ集としては「砂の海の航海」の方がはるかに面白いですけどね。

自動車社会学のすすめ
島田 荘司
講談社
1991-08

『自動車社会学のすすめ』1991年・講談社
これまたクルマに関する本と思われるタイトルで、実際、ほとんどの話題は自動車に関することで占められていますが、島田荘司流社会派につながる話題も散見されます。クルマの濃度は「ポルシェ911の誘惑」と「エンゼル・ハイ」とのちょうど中間くらいでしょうか。熱心な島田荘司ファンは読んで見る価値はありますが、スルーしても大きな問題はありません。後に講談社文庫に収録。

島田 荘司
講談社
1994-07

『世紀末日本紀行』1994年・講談社
雑誌「フライデー」に連載されたフォトドキュメンタリー。A4判の大型本で、4660円(税別)という大変な本でした。当時、大学1回生でしたが、食費を切り詰めて買いましたとも!
かなり読み応えはある本で、島田作品に現れる社会派ネタが素のままで紹介されています。後に徳間文庫に収録。

アメリカからのEV報告
島田 荘司
南雲堂
1997-08

『アメリカからのEV報告』1997年・南雲堂
これこれ! 島田荘司クルマ本の最右翼で、「エンゼル・ハイ」以上に読んでも意味がわかりませんでした。そもそもこの本、本屋では全く見かけなかったため発行されていることに半年くらい気づいていませんでした。ところが行きつけの本屋の店頭に「検索システム」が設置され、物珍しさもあって「島田荘司」と検索してみたところ、この本が真っ先に上がってきたのです。当時、店頭に検索できるコンピュータを置いている本屋というのは珍しい存在でした。
しかし、こんな本、見たことも聞いたこともない。当時インターネット黎明期で、ミステリ好きのホームページがあちこちに開設されていましたが、そこでも誰も話題にしていない。
本気で同姓同名の別人を疑いましたが、しかし「南雲堂」からクルマの本を出す「島田荘司」が二人もいるわけない。
というわけで、取り寄せたところ、正真正銘、ミステリ作家・島田荘司の著作でしたが、ミステリ好きが誰も手を出さないのも納得の、ハードな自動車本でした。再刊はされていません。初刊から20年以上経っていますが、Amazonで見るとまだ出版社には在庫があるようですね。要するに売れていない。

というわけで、久しぶりに眺めてみると、初期の島田荘司はミステリ以外は本当にクルマの本ばかりですね。
現物を実家へ預けていて手元参照できない本も多いため、記憶だけで書いている部分も多々ありますが、島田ミステリのファンが古本で探してまで読むべきかどうか、ということの指針にしていただければと思います。

関連記事:
島田荘司を読んだことがない方へ、読む順番のおすすめを指南

 

迫水久常『機関銃下の首相官邸』(ちくま学芸文庫)

201811機関銃下の首相官邸291

昭和史、特に終戦前後について書かれた本が好きでよく読んでいますが、その中で最も気に入っているのが本書『機関銃下の首相官邸』です。
タイトルの「機関銃下」というのは、二・二六事件と終戦直前の首相官邸襲撃事件とを指します。

著者の迫水久常は映画「日本のいちばん長い日」で加藤武が演じていた内閣書記官長(現在の官房長官)といえば、「ああ」とわかる方も多いでしょう。
もともと大蔵省の官僚でしたが、岳父である岡田啓介の首相秘書官として二・二六事件に遭遇します。前半はこのときの体験記。
太平洋戦争末期、日本を終戦へと導くべく鈴木貫太郎内閣が成立しますが、このときは岡田元首相の推薦で内閣書記官長として政権の舵取りを任されます。このときの奮闘を綴ったのが後半です。

本書は1964年に恒文社(ベースボールマガジン社の関連出版社)から発行されたもので、戦後20年近く経ってからの回想録であり、また出版元も歴史書専門というわけではないため、史料的価値については全面的に信用してよいものかどうかよくわかりませんが、とはいえ「昭和天皇実録」にも参考文献としてタイトルが現れており、昭和の重大事件を目撃した人物による貴重な証言であると評価して良いでしょう。
ただ、本書の価値はそこだけではありません。
読み物としてめっぽう面白いのです。

前半の二・二六事件。
迫水の活躍のメインは、岡田首相救出劇にあります。
首相官邸を襲った蹶起軍は、岡田首相と誤って、岡田の義理の弟である松尾大佐を射殺します。当時はテレビなどないため、兵士たちは首相の顔を正確には知らなかったのです。
松尾大佐はそもそも岡田首相の影武者を自任して官邸に潜り込んでいました。岡田によれば「いつも一緒に暮らしているわたしから見れば、似ているもなにもあったものではない。まるで別人だ。しいて言えば、二人とも年寄りであるということが似ているくらいのものだった。」ということだったのですが、首相官邸に老人が二人も生活しているとは兵士たちの知るところではなく、松尾大佐はまさに本望を遂げたわけです。
さて、当初は死亡したと伝えられた岡田首相でしたが、迫水のもとには実は生きているという情報が入り、蹶起軍に占拠された官邸から首相を救出する作戦が決行されることになります。
「岡田啓介回顧録」(中公文庫)にも同じ話が出てきますが、これがもう「ホンマかいな」と突っ込みたくなるような、ドタバタの頭脳プレー。
本書前半の最大の読みどころはこの一幕にあります。

後半は終戦へ至る政権内部での駆け引きが細かく描かれています。
このあたりは半藤一利「日本のいちばん長い日」(文春文庫)にも詳しく書かれている話ですが、出版された順番から考えると、半藤さんの著書もおそらくは本書の内容を参照しているものと思われます。
ここで最も興味深いエピソードは終戦の詔勅、つまり玉音放送で読み上げられた一文についてのエピソードです。
これは迫水が起草したものを安岡正篤が添削して原案としたということなのですが、「日本のいちばん長い日」でも描かれているとおり、閣議を通していくつかの訂正がなされます。
安岡正篤が特に力を込めた部分についてまで、「言葉が難しい」という理由で改変されてしまい、迫水は戦後になってから安岡に嫌味を言われたという話を書いています。

また、両事件ともに共通するのは著者の能吏ぶりです。
戦争中とはいえ、法治国家。行政は全て法律に基づく手続きを踏んで行われます。
しかし、バカ正直に手続きにこだわっていては非常事態に対応できない。
この「本来の手続き」と「非常事態」とを、トリックプレーといってよい奇抜な手法で切り抜けていくさまは読み物として抜群の面白さです。

政権がドタバタしている表側では、「無辜を殺傷」「非命に斃れたる」という状況が続いていたわけで、その方面への思いやりが欠けている批判も本書に対して見かけることもあります。
とはいえ、日本存亡の危機にあたって、著者はその職域で力の限り奮闘を続けていたわけであり、他の戦記では見られないエピソードは昭和史ファンにはやはり興味深いものです。













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筆者:squibbon
幼稚園児の頃から40を過ぎた現在に至るまで読書が趣味。学生時代は読書系のサークルに所属し、現在も出版業界の片隅で禄を食んでいます。
好きな作家:江戸川乱歩、横溝正史、都筑道夫、泡坂妻夫、筒井康隆、山田風太郎、吉村昭。好きな音楽:筋肉少女帯、中島みゆき。好きな映画:笠原和夫、黒澤明、野村芳太郎、クエンティン・タランティーノ、ティム・バートン、スティーヴン・スピルバーグ、デヴィッド・フィンチャー。
ブログ更新通知:https://twitter.com/squibbon19

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