亜愛一郎のご先祖様を思わせる亜智一郎が活躍する『亜智一郎の恐慌』という短編集があります。この中に現れている亜愛一郎ネタを気づいた分だけ拾ってみます。
ちなみに、泡坂妻夫の別シリーズのネタもちょこちょこと書かれていますが、今回はそれは省略し、亜愛一郎シリーズとリンクするネタに限ります。リンク先は当ブログ「亜愛一郎辞典」の該当項目です。

スポンサーリンク


雲見番 → 亜愛一郎は雲や昆虫を主な専門としているカメラマン。(雲見番拝命)
緋熊重太郎 → 緋熊五郎 (雲見番拝命)
経師屋橋之助 → 経師屋橋之助 (雲見番拝命)
宮前座 → 宮前市 (雲見番拝命)
地震 → 『亜愛一郎の狼狽』第一話「DL2号機事件」は宮前市を襲った大地震の話題で始まる。(雲見番拝命)
藻湖猛蔵 → 藻湖刑事 (雲見番拝命)
鈴木正團 → 鈴木正麻呂 (雲見番拝命)
古山奈津之助 → 古山奈津 (雲見番拝命)
普賢菩薩 → 古山奈津の背中には普賢菩薩の刺青があった。(雲見番拝命)
耳成新兵衛 → 耳成 (地震時計)
「ふつ」の字紋 → 最終話「亜愛一郎の逃亡」に登場する「フツ国」の紋章と同じ。(地震時計)
有江屋 → 有江屋 (地震時計)
桝金 → 桝銀 (ばら印籠)
上岡菊敬 → 上岡きくけこ (薩摩の尼僧)
「歩いてしなしなしている亜」 → 最終話「亜愛一郎の逃亡」に「歩いている亜」「歩いて寝ている亜」など大量の回文が登場する。(大奥の曝頭)

読んでいるあいだは、もっとたくさんのネタが登場していたように感じましたが、改めてまとめてみるとそれほどでもないですね。
『泡坂妻夫引退公演』に収録された「亜智一郎」ものについては、後日またまとめてみます。


関連コンテンツ