備忘の都

40年間の読書で得た偏った知識をツギハギしながら、偏った記事をまとめています。同好の士の参考に。

筒井康隆「漂流」、待望の文庫化


201806漂流232

来月の講談社文庫新刊に筒井康隆「読書の極意と掟」というものがありました。

読書の極意と掟 (講談社文庫)
筒井 康隆
講談社
2018-07-13


講談社からは「創作の極意と掟」というエッセイが出ているので、それの間違いかと思いましたが、しかしよく考えると、こっちはとっくに文庫になっています。
いったい何だろうこれは、と調べてみたところ、なんと2011年に朝日新聞出版から出た「漂流 本から本へ」の文庫化なのですね。

筒井康隆のエッセイは毒を含んだものが多く、読み始めると病みつきになりますが、「漂流」は全くそのような毒がありません。筒井康隆とは思えないくらい、とても素直な文章で書かれています。にも関わらず、実は筆者は筒井康隆のエッセイで一番好きなのはこの本なのです。

もともとは朝日新聞の読書欄に連載されていて、その時から愛読していました。
帯に「書評的自伝」とありますが、これまでに出会った本を絡めながら、自伝的に思い出話を綴っています。
筆者としては、乱歩の登場回数が予想外に多い点がまず嬉しいポイントでした。

ご存じのとおり、筒井康隆の商業デビューは乱歩が編集していた雑誌「宝石」への短編掲載です。
まるで作風の違う筒井康隆に注目した乱歩の慧眼には驚きますが、その一方で筒井康隆は乱歩をどう思っていたのだろうということがずっと気になっていました。
本書を読むと、特に幼少期はかなり熱狂的な乱歩ファンだったことがわかります。「孤島の鬼」をうっかり上級生へ貸して借りパクされてしまった話など、本が貴重だった時代だけに本当に悔しかったろうと、同情を禁じ得ません。
ボアゴベの「鉄仮面」も「江戸川乱歩訳」で紹介されています。これは乱歩名義で刊行はされたものの、実際には別人によって訳されたと推定されているものですが、「乱歩が自身でリライトしたのだと信じたい気持ちでいる」と、乱歩の思い出ばかり綴っています。(筆者はこの章を読んで興味を持ち、「鉄仮面」の原作と「乱歩訳」との両方を読みました)

そのほかには、デュマ「モンテ・クリスト伯」やディケンズ「荒涼館」など、名作とされる小説についても書いています。
筆者は「モンテ・クリスト伯」の湯水のように金を使うエピソードから、何となく筒井康隆の「富豪刑事」を連想していたのですが、実際のところ「富豪刑事」着想のヒントはここにあったのかも知れません。
「荒涼館」は村上春樹の何かの小説に登場したということで、しばらく品切れだったちくま文庫版が復刊し、その後は岩波文庫から新訳も出ていますが、筆者はこの「漂流」で紹介されていたことから買いました。(しかし、数年にわたって積ん読中……)

筒井康隆だから前衛的な本ばかり読んでいるのでは、と警戒される方もいるかも知れませんが、全くそんなことはなく、世界的な名作についても個人的な思い出と絡めながら熱く語る一方で、現代文学、SF、演劇などについても一般読者にわかりやすいよう丁寧に紹介してくれています。
筒井康隆のことがますます好きになり、ついでに読書の幅も広がる、素晴らしい本です。
待望の文庫化の機会に、ぜひどうぞ。

読書の極意と掟 (講談社文庫)
筒井 康隆
講談社
2018-07-13



 

ドラマ「モンテ・クリスト伯」の残念ポイント

引き続きドラマ「モンテ・クリスト伯」の話です。

前回の記事は、主にあらすじの面から原作との違いを振り返ってみました。
今回は、キャラクター設定についてです。

主人公エドモン・ダンテス(モンテ・クリスト伯爵)の設定は、あらすじを見る限りでは原作に忠実なように見えます。
しかし、ドラマを通して見ていると、やはり原作からは若干の違和感があります。
簡単にいうと、こんなサイコ野郎だったっけ??ということになります。

原作でも確かに傍若無人な振る舞いは目立ち、また復讐の対象者には、慇懃な態度をとりながらも極めて冷酷に計画を進めていきます。
しかし、そうでありながら、きちんと心に血が通っていることがわかる描写が端々にあります。

いくらひどい目に遭ったとは言え、このような大掛かりな復讐を、まともな頭の持ち主が良心を痛めずに実行できるものなのか。
実は原作にはそこに一つの仕掛けがあります。
ダンテスは「この復讐は神に許されている」と考えているのです。
従って、冷酷な計画であるように見えても、全ては神が許す範囲内であり、それを超えるような振る舞いは決してしません。
獄中でファリア神父と出会ったことで生まれた信心が、このような形で物語に一本の筋を与えているのです。

「神に許し」が最も強く意識されるのは、ヴィルフォールに対するエピソードです。
ドラマでは、入間公平の奥さんは自ら毒を飲みましたが、原作でもヴィルフォール夫人は息子を道連れにして自殺します。
ヴィルフォールは二人の亡骸を前にして、モンテ・クリスト伯爵に対し「これがお前の復讐の結果だ!」と詰め寄り、その後発狂します。
この光景を見た伯爵は「神が許す範囲を超えてしまった!」と衝撃を受けるのです。

このエピソードの前にすでにフェルナン(ドラマでは南条)は自殺していましたが、「最後に残った者だけは命を助けよう」と考え、ダングラール(ドラマでは神楽)は解放されます。
ドラマでは最後に「ああ、楽しかった」とつぶやくのですが、原作の設定から言えば、このようなセリフはあり得ません。

というわけで、ストーリー面から見ると、現代日本に置き換えた割りにはかなり頑張って原作を再現していたと思いますが、精神面では、やはり原作の方が深みがあると思いました。
ドラマを見ていろいろと疑問を感じたという方は、ぜひ原作も手に取っていただきたいと思います。長大な古典名作文学ということで尻込みされる方も多いようですが、ざっくりしたストーリーが頭に入っていればあっという間に読めてしまう、エンターテインメントの傑作です。
ドラマがいかに原作を尊重していたか、しかしどの点で及んでいないか、ぜひ比べてみてください。





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「モンテ・クリスト伯」原作とドラマあらすじ比較
原作ファンとしてドラマ「モンテ・クリスト伯」を擁護する
ドラマ「モンテ・クリスト伯」登場人物名は原作をどう生かしているか。

「モンテ・クリスト伯」原作とドラマあらすじ比較

4月から始まったドラマ「モンテ・クリスト伯」の放映が終わりました。
筆者は放映が始まった頃に「原作ファンとしてドラマ「モンテ・クリスト伯」を擁護する」という記事を投稿していますが、ドラマが完結したところで、改めて感想を綴ってみたいと思います。
ちなみに、この記事は「ドラマは見たけど、原作は読む予定がない」方を対象にしていますので、平気でネタバレしていきます。

脱獄を描く第2話まではかなり原作に忠実に進んでいたストーリーですが、復讐が始まる第3話から改変が目立つようになってきました。
なかでも、大きなポイントは
・モルセール伯爵(南条)とメルセデス(すみれ)の子が娘になっている(原作は青年)。
・エデ(江田愛梨)のキャラが原作と全く違う。
・アンドレア・カヴァルカンティ(安堂完治)とダングラール夫人(神楽留美)がくっつく。
というあたりです。

順に説明していきましょう。
原作では、ダンテスとの投獄から復讐開始まで20年以上の月日が流れているのですが、ドラマではこの期間が10年ほど短縮されていました。その時点で、モルセール伯とメルセデスの息子・アルベールの存在をどうするつもりだろうと不安になりましたが、結局、ドラマではほぼ完全にアルベール抜きの話になっていました。
原作では、モンテ・クリスト伯はアルベールに近づいて友人となるところから復讐を開始します。これはドラマでも、南条明日花を事故から救うエピソードとして再現されていますが、原作のアルベールは二十歳に近い青年であるため、モンテ・クリスト伯との付き合いはもっと深いものとなり、中盤では準主役と言ってよいほど出ずっぱりになります。
モルセール伯は、主君を裏切って伸し上がったという秘密を持っておりそれをモンテ・クリスト伯によって暴かれます。アルベールは父の過去を知らなかったため、それを暴き立てたモンテ・クリスト伯を恨み、決闘を申し込みます。しかし、その決闘を知った母メルセデスから、父がエドモン・ダンテスをも無実の罪に陥れていたこと、そしてそのダンテスこそがモンテ・クリスト伯であることを知らされ、決闘を放棄。父との縁を切ります。地位を失い、妻と息子からも見捨てられたモルセール伯は自決する、という流れになっています。
アルベールの存在がなくなったことから、南条に対する復讐はドラマオリジナルの要素が目立つようになります。最終的に自殺しようとはするものの、明日花ちゃんのために、という名目で救助され、すみれと本当に別れたのかどうかもハッキリしない描き方です。
演じた大倉忠義は、フェルナン(=モルセール伯)役としてはかなりイメージに近い嫌な野郎ぶりを発揮していましたが、エピソードとしては原作から最も遠いものになっていました。

エデは原作では元王女という扱いです。フェルナンの裏切りによって父を失い、奴隷の身分になっていたところをモンテ・クリスト伯に買われました。
このため、モンテ・クリスト伯はエデを常に「奴隷」と呼びますが、エデは伯爵を慕い続け、最終的には伯爵もエデに対する自分の想いに気がつき、最後に二人は結ばれるというハッピーエンドを迎えます。
ドラマの江田愛梨は、立場は原作と同じですが、復讐計画実行のために奔走する活動的な女性として描かれています。王女様的な優雅さや儚さは微塵もありません。この辺は原作ファンとしてはちょっと残念なところでした。
最終回では、暖がすみれに結婚を申し込むため「ええ!愛梨さんはどうすんの!?」とかなり驚きましたが、ラストでは愛梨さんと結ばれていることが(遠景ではありますが)描かれていましたね。
とはいえ、原作のエデは「ここまで慕ってくれる女性を捨てたらバチが当たるだろ」というくらいモンテ・クリスト伯に尽くし続けるのですが、ドラマでは復讐のための同志として一時的に手を組んでいるだけ、といった雰囲気もあり、本当の愛情があるのかどうか、あまり深く描いていませんでした。原作を知らない方にはラストシーンがちょっと唐突に映ったのでは、という気もします。

アンドレア・カヴァルカンティ(安堂完治)を巡るエピソードは最も改変が大きかった部分ですね。
ヴィルフォール(入間公平)とダングラール夫人(留美)とのあいだに生まれた私生児で生まれてすぐに捨てられたところをベルトゥッチオ(土屋)に拾われる、という出自は原作を全くそのまま再現していますが、留美とくっつくというところは原作からかけ離れています。
原作では、ベルトゥッチオの姉に育てられますが、不良少年として育ち悪事を重ねています。モンテ・クリスト伯によって貴族の嫡男に仕立て上げられ、ダングラールの娘と婚約するものの、正体に気づいてゆすってきたかつての悪友・カドルッスを殺害したことがバレて逮捕されます。そして、この裁判の席でヴィルフォールの悪事を暴露することになるのです。
ダングラール夫人とは婿と姑という関係であり、原作ではほとんど絡みません。(ついでに言えば、ダングラール嬢も高慢な女性でアンドレアを軽蔑しています)
この辺は原作通りの展開でも面白かったはずなのになあ、と思います。親子での近親相姦という気味の悪いエピソードに作り変えた意図がよくわかりませんでした。

さて、以上は改変部分でしたが、原作に忠実に進行したのがヴィルフォール(入間公平)に対する復讐です。
マクシミリアン・モレル(守尾信一朗)とヴァランティーヌ(入間未蘭)との恋愛も原作通り。ヴィルフォール夫人が毒殺魔として暗躍するのも同じ(殺される相手が微妙に違いますが)。また、ノワルティエ(入間貞吉)が全身不随でありながらも、ヴァランティーヌを救うために活躍するあたりのやり取りも、だいたいすべてが原作通りです。
南条、神楽が原作よりもヌルい対応で終わるのに対し、入間だけは唯一、原作通りの末路をたどることになります。
発狂して庭に穴を掘り始めるところも同じですが、原作では子どもの死体を探すために掘っているのに対し、ドラマでは奥さんを埋めるために掘っていました。違う点はそのくらいです。

原作はこのドタバタ騒動を生き延び、愛する者同士で結ばれたマクシミリアンとヴァランティーヌが、モンテ・クリスト伯の手紙の一文「待て、しかして希望せよ」という言葉を胸に、未来へと希望を抱くシーンで幕を閉じます。
ドラマもラストはこのイメージ通りに締めくくられ、原作ファンとしても「まあなんだかんだあったけど、良い終わり方だった」とスッキリした気分で見終えることができました。






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多岐川恭「落ちる」ちくま文庫で復刊予定

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先日の記事(「個人的に復刊を希望する昭和のミステリ」)のなかで、多岐川恭「落ちる」をぜひ、ちくま文庫へ、と書いたところ、7月の新刊で本当に「落ちる」が復刊されるようです(上の画像は2001年の創元推理文庫版)。といっても、別に筆者の希望が叶えられらというわけではなく、ちくま文庫なら復刊してくれそう、という予測が当たったという話ですが。



多岐川恭の「落ちる」は1958年に刊行された著者の第一短編集で、表題の「落ちる」ほか「ある脅迫」「笑う男」の3作合わせて直木賞を受賞しています。
この当時の直木賞受賞作というと、ミステリ的な仕掛けよりも文学性に重きを置いた作品か、と思われるかも知れませんが、全くそんなことはなく、ミステリとしての魅力が詰まった非常にレベルの高い傑作が並んでいます。いずれも江戸川乱歩責任集時期の「宝石」で発表されています。

表題の短編「落ちる」は、自己破壊衝動を過度のそなえた神経症の男が主人公。
自殺衝動に怯えながら、夫婦生活を送っていますが、妻の殺意を疑い、ある行動に出ます。
俗にいう「メンヘラ」男が主人公なのですが、痛々しい描写がサスペンスを生んで、読み始めると止まりません(といっても短編なのであっという間に読めますが)。
この時代を代表する、名短編だと思っています。
しかし、このようなある種文学的な作品ばかりが並んでいるわけではなく、例えば二編目の「猫」はカーの「皇帝のかぎ煙草入れ」に挑戦するかのような本格的なトリックが仕掛けられたミステリです。
「笑う男」は倒叙ミステリで、予想の斜め上を行く展開に驚かされます。
非常にバラエティに飛んだ作風を堪能できます。

今回のちくま文庫の復刊は、2001年版の創元推理文庫版と若干、収録作が異なるように思われます。
創元推理文庫版では、短編集「落ちる」に加え、初期短編の「みかん山」「黒い木の葉」「二夜の女」を追加収録していました。このうち「みかん山」「黒い木の葉」の2編は第二短編集「黒い木の葉」からの再録です。
今回のちくま文庫版は「全14編」という話数から考えて、短編集「落ちる」と「黒い木の葉」とをまるまる収録すると思われ、創元推理文庫版より収録数が増えます。「二夜の女」だけが抜けることになるでしょう。
この短編集がよく売れれば、結城昌治のように長編が続けて刊行される可能性もあり、その場合には「異郷の帆」あたりが来るのでは、とこれまた勝手な推測をして盛り上がっていますので、ぜひ話題になってほしいものようです。
筆者も創元推理文庫版は今も大事に手元に置いていますが、第二短編集は読んだことがないため、今回のちくま文庫版も楽しみに読みたいと思っています。

ところで、以下は曖昧な話なのですが、この多岐川恭の「落ちる」ってテレビドラマになったことあるんでしょうか?
子どもの頃に、「デパートの屋上から落ちるけど落ちない」というシーンをテレビで見たような気がして仕方ありません。
Webで調べてみてもそれらしい情報がないため、全く別の話に同じようなシーンがあっただけかもしれませんが。

関連記事:
個人的に復刊を希望する昭和のミステリ
 

2018年7月 文庫新刊おすすめ情報

来月の文庫新刊をご紹介します。要チェックのものはコメント付き。(書名からのリンク先はAmazon)

朝日文庫


悲恋
 細谷正充 池波正太郎ほか 本体予価:778

デラシネの真実
 六道慧 本体予価:734

増補版 子どもと貧困
 朝日新聞取材班 本体予価:778

天才になりたい
 山里亮太 本体予価:799

マイストーリー私の物語
 林真理子 本体予価:864

悪い恋人
 井上荒野 本体予価:756

悪人 新装版
 吉田修一 本体予価:821
 ※以前の文庫化の際は上下2分冊でしたが、1冊にまとまるようです。吉田修一、不動の最高傑作と思っていますので、この機会にぜひ。

岩波文庫


太陽のない街
 徳永直 本体予価:未定

山頭火俳句集
 夏石番矢 本体予価:未定

文選 詩編(3)
 川合康三 富永一登 本体予価:未定

ラ・カテドラルでの対話(下)
 バルガス=リョサ 旦敬介 本体予価:未定

岩波現代文庫


新版 占領の記憶 記憶の占領
 マイク・モラスキー 鈴木直子 本体予価:未定

沖縄の戦後思想を考える
 鹿野政直 本体予価:未定

無冠の父
 阿久悠 本体予価:未定

角川文庫


早期退職
 荒木源 本体予価:未定

空想科学読本滅びの呪文で、自分が滅びる!
 柳田理科雄 近藤ゆたか 本体予価:未定

The MANZAI十六歳の章
 あさのあつこ 本体予価:未定

娘役
 中山可穂 本体予価:未定

火の鳥(3)ヤマト・異形編
 手塚治虫 本体予価:未定

火の鳥(4)鳳凰編
 手塚治虫 本体予価:未定

彩雲国物語(5)漆黒の月の宴
 雪乃紗衣 本体予価:未定

お嬢さん放浪記
 犬養道子 本体予価:未定

生まれる森
 島本理生 本体予価:未定

宮廷神官物語渇きの王都は雨を待つ
 榎田ユウリ 本体予価:未定

喜連川の風 新章(1)(仮)
 稲葉稔 本体予価:未定

吉祥寺よろず怪事請負処(4)
 結城光流 本体予価:未定

デカルコマニア
 長野まゆみ 本体予価:未定

東京結合人間
 白井智之 本体予価:未定

心霊探偵八雲ANOTHER FILES 嘆きの人形
 神永学 本体予価:未定

埋もれた青春懐かしの名画ミステリー(3)
 赤川次郎 本体予価:未定

好奇心は僕を殺す
 太田紫織 本体予価:未定

川越仲人処のおむすびさん
 石井颯良 本体予価:未定

恋道行(2)
 岡本さとる 本体予価:未定

角川文庫(海外)


世界一のクマのお話クマのプー
 A.A.ミルン 森絵都ほか 本体予価:未定

新訳 オセロー
 シェイクスピア 河合祥一郎 本体予価:未定

角川ソフィア文庫


墨子ビギナーズ・クラシックス 中国の古典
 草野友子 本体予価:未定

怪談牡丹燈籠・怪談乳房榎
 三遊亭円朝 本体予価:未定

鬼と日本人
 小松和彦 本体予価:未定

続 仏教語源散策
 中村元 本体予価:未定

真釈 法華経
 植木雅俊 本体予価:未定

角川ホラー文庫


真夜中のオカルト公務員
 たもつ葉子 鈴木麻純 本体予価:未定

ずうのめ人形
 澤村伊智 本体予価:未定

えじきしょんを呼んではいけない
 最東対地 本体予価:未定

田舎怪談 夏の黒法師(仮)
 松村進吉 本体予価:未定

拝み屋怪談 怪談始末
 郷内心瞳 本体予価:未定

河出文庫


33年後のなんとなく、クリスタル
 田中康夫 本体予価:799

グレースの履歴
 源孝志 本体予価:994

消滅世界
 村田沙耶香 本体予価:670

でもいいの
 佐野洋子 本体予価:691

薄情
 絲山秋子 本体予価:756

きょうのできごと 増補完全版
 柴崎友香 本体予価:648

シモーヌ・ヴェイユ アンソロジー
 シモーヌ・ヴェイユ 今村純子 本体予価:1296

舞踏会へ向かう三人の農夫(上)
 リチャード・パワーズ 柴田元幸 本体予価:1058

舞踏会へ向かう三人の農夫(下)
 リチャード・パワーズ 柴田元幸 本体予価:1058

ハルキ文庫


晩夏光
 池田久輝 本体予価:未定

たとえ朝が来ても ブラディ・ドール(12)
 北方謙三 本体予価:626

チェンジ!
 柴田よしき 本体予価:未定

脅迫者 警視庁追跡捜査係
 堂場瞬一 本体予価:788

講談社学術文庫


天皇の歴史(8)昭和天皇と戦争の世紀
 加藤陽子 本体予価:1609

仕事としての学問 仕事としての政治
 マックス・ウェーバー 野口雅弘 本体予価:929

日中戦争 前線と銃後
 井上寿一 本体予価:1091

科学者と世界平和
 アルバート・アインシュタイン 井上健ほか 本体予価:756

変成譜 中世神仏習合の世界
 山本ひろ子 本体予価:1447

講談社文芸文庫


紫陽花舎随筆
 鏑木清方 本体予価:1836

海舟余波 わが読史余滴
 江藤淳 本体予価:1944

唐山感情集
 日夏耿之介 本体予価:1620

講談社文庫


小説 透明なゆりかご(上)
 橘もも 沖田×華 本体予価:未定

三姉妹、さびしい入江の歌 三姉妹探偵団(25)
 赤川次郎 本体予価:799

浜村渚の計算ノート 8と1/2さつめ つるかめ家の一族(仮)
 青柳碧人 本体予価:未定

聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた
 井上真偽 本体予価:未定

うちの旦那が甘ちゃんで
 神楽坂淳 本体予価:670

決戦!川中島
 冲方丁 佐藤巖太郎ほか 本体予価:未定

俳優になりたいあなたへ
 鴻上尚史 本体予価:648

AIの先に(仮)
 ニール・シャスタマン 池田真紀子 本体予価:未定

千葉千波の怪奇日記 化けて出る
 高田崇史 本体予価:未定

読書の極意と掟
 筒井康隆 本体予価:691
 ※朝日新聞出版から2011年に発行された「漂流 本から本へ」の初文庫化。筒井康隆の人生に影響を与えた本を順に紹介していますが、本好きは必読の内容です。

鶴亀横丁の風来坊
 鳥羽亮 本体予価:未定

風の如く 高杉晋作篇
 富樫倫太郎 本体予価:842

猫のハローワーク
 新美敬子 本体予価:864

誰も僕を裁けない
 早坂吝 本体予価:未定

新装版 はやぶさ新八御用帳(8)春怨 根津権現
 平岩弓枝 本体予価:未定

快楽ハラスメント
 睦月影郎 本体予価:未定

戦国武士道物語 死處
 山本周五郎 本体予価:未定

スター・ウォーズ 空想科学読本
 柳田理科雄 本体予価:821

講談社タイガ


体育会系探偵部タイタン!
 清水晴木 本体予価:778

百鬼一歌(2)
 瀬川貴次 本体予価:713

ディリュージョン社の提供でお送りします(2)
 はやみねかおる 本体予価:778

算額タイムトンネル(2)
 向井湘吾 本体予価:810

講談社+α文庫


証言 零戦 搭乗員たちがくぐり抜けた地獄の戦場と激動の戦後
 神立尚紀 本体予価:1080

院内刑事 疑惑の薬
 濱嘉之 本体予価:680

光文社文庫


天使の棲む部屋問題物件
 大倉崇裕 本体予価:未定

猿島館の殺人 モンキー・パズル 新装版
 折原一 本体予価:未定

高原のぶたぶた(仮)
 矢崎存美 本体予価:未定

アルスラーン戦記14 天鳴地動
 田中芳樹 本体予価:未定

行き止まりの殺意 新装版
 赤川次郎 本体予価:未定

影の車
 松本清張 本体予価:未定

ビコーズ 新装版
 佐藤正午 本体予価:未定

獅子の門 朱雀編
 夢枕獏 本体予価:未定

人情馬鹿物語
 川口松太郎 本体予価:未定

人形の影
 岡本綺堂 本体予価:未定

光文社古典新訳文庫


怪談
 ラフカディオ・ハーン 南條竹則 本体予価:未定

失われた時を求めて(6)第三篇「ゲルマントのほうⅡ」
 プルースト 高遠弘美 本体予価:未定

集英社文庫


日付変更線(上)
 辻仁成 本体予価:未定

日付変更線(下)
 辻仁成 本体予価:未定

真昼の心中
 坂東眞砂子 本体予価:未定

芸人と俳人
 又吉直樹 堀本裕樹 本体予価:未定

「リベラル」がうさんくさいのには理由がある
 橘玲 本体予価:未定

勝ち過ぎた監督駒大苫小牧 幻の三連覇
 中村計 本体予価:未定

炭鉱町に咲いた原貢野球三池工業高校・甲子園優勝までの軌跡(仮)
 澤宮優 本体予価:未定

真説・長州力 1951-2015
 田崎健太 本体予価:未定

吉沢久子100歳のおいしい台所
 吉沢久子 本体予価:未定

日本人の英語はなぜ間違うのか?
 マーク・ピーターセン 本体予価:未定

ひとだま隠密絵師事件帖
 池寒魚 本体予価:未定

ザ・藤川家族カンパニー Final. 嵐、のち虹
 響野夏菜 本体予価:未定

終焉
 ハラルト・ギルバース 本体予価:未定

新潮文庫


あの戦争から遠く離れて 私につながる歴史をたどる旅
 城戸久枝 本体予価:853
 ※文春文庫に収録されたことがありますが、再文庫化。

千年、働いてきました老舗企業大国ニッポン
 野村進 本体予価:562

れもん、よむもん!
 はるな檸檬 本体予価:432

闇市
 マイク・モラスキー 本体予価:680

アメリカ最後の実験
 宮内悠介 本体予価:594

管見妄語 できすぎた話
 藤原正彦 本体予価:497

紺碧の果てを見よ
 須賀しのぶ 本体予価:961

ケンブリッジ・サーカス
 柴田元幸 本体予価:529

その姿の消し方
 堀江敏幸 本体予価:464

食べる女 決定版
 筒井ともみ 本体予価:680

鉄路2万7千キロ 世界の「超」長距離列車を乗りつぶす
 下川裕治 本体予価:497

いま生きる階級論
 佐藤優 本体予価:724

あやまちは夜にしか起こらないから
 草凪優 本体予価:594


 青山七恵 本体予価:767

情けの行方大江戸人情見立て帖
 早見俊 本体予価:未定

水曜日の凱歌
 乃南アサ 本体予価:1015

ちくま文庫


戦後日本の「独立」
 半藤一利 竹内修司ほか 本体予価:1296

月の文学館月の人の一人とならむ
 和田博文 本体予価:886

星の文学館火星も彗星も
 和田博文 本体予価:886

フルサトをつくる帰れば食うに困らない場所を持つ暮らし方
 伊藤洋志 Pha 本体予価:799

ベスト版 天ぷらにソースをかけますか?
 野瀬泰申 本体予価:1026

落ちる/黒い木の葉
 多岐川恭 日下三蔵 本体予価:1080
 ※表題は多岐川恭の最高傑作。必読です。

ちくま学芸文庫


仮面の道
 クロード・レヴィ=ストロース 山口昌男ほか 本体予価:1404

20世紀の歴史 (下)
 エリック・ホブズボーム 大井由紀 本体予価:2052

古代の鉄と神々
 真弓常忠 本体予価:1188

餓死した英霊たち
 藤原彰 本体予価:1188

隊商都市
 ミカエル・ロストフツェフ 青柳正規 本体予価:1296

中公文庫


太宰治
 井伏鱒二 本体予価:1080

維新始末闕所物奉行 裏帳合 外伝
 上田秀人 本体予価:734

おらんだ忍者 医師了潤―秘めおくべし
 浮穴みみ 本体予価:864

レイテ戦記(4)
 大岡昇平 本体予価:1296

空にみずうみ
 佐伯一麦 本体予価:972

摂受心院ほとけの心を生きる
 「摂受心院」刊行会 本体予価:886

保守のヒント
 中島岳志 本体予価:864

麻布襍記附・自選荷風百句
 永井荷風 本体予価:1080

タミーを救え!(上)川の光(2)
 松浦寿輝 本体予価:778

タミーを救え!(下)川の光(2)
 松浦寿輝 本体予価:778

決定版―オーケストラ楽器別人間学
 茂木大輔 本体予価:842

とちりの虫
 安岡章太郎 本体予価:972

殺意のまつり 山村美紗傑作短篇集(仮)
 山村美紗 本体予価:842

開戦と終戦帝国海軍作戦部長の手記
 富岡定俊 本体予価:1080

パンセ
 パスカル 前田陽一ほか 本体予価:1404

創元推理文庫


世界推理短編傑作集(1)【新版】
 江戸川乱歩 本体予価:1037
 ※新訳という情報を見たようにも思いますが、どうなんでしょう?

海賊島の殺人
 沢村浩輔 本体予価:1037

晴れ時々、食品サンプルほしがり探偵ユリオ
 青柳碧人 本体予価:886

猫の姫、狩りをする妖怪の子預かります(6)
 廣嶋玲子 本体予価:799

エラリー・クイーンの冒険【新訳版】
 エラリー・クイーン 中村有希 本体予価:1058
 ※これは新訳。

アリーの物語(上)セブン・シスターズ(仮)
 ルシンダ・ライリー 高橋恭美子 本体予価:1512

アリーの物語(下)セブン・シスターズ(仮)
 ルシンダ・ライリー 高橋恭美子 本体予価:1512

九人と死で十人だ
 カーター・ディクスン 駒月雅子 本体予価:994
 ※国書刊行会の世界探偵小説全集から出たものの文庫化。

天国通り殺人事件
 シュテファン・スルペツキ 北川和代 本体予価:1296

創元SF文庫


トリフィド時代【新訳版】食人植物の恐怖
 ジョン・ウィンダム 中村融 本体予価:1296

ハヤカワ・ミステリ文庫


クリミナル・タウン
 サム・マンソン 金井真弓 本体予価:972

渇きと偽り
 ジェイン・パーカー 青木創 本体予価:864

ハヤカワ文庫


賢者の怖れ(3)
 パトリック・ロスファス 山形浩生ほか 本体予価:1037

あまんじゃく
 藤村いずみ 本体予価:734

ウェイプスウィード
 瀬尾つかさ 本体予価:950

あなたの人生の意味(上)
 デイヴィッド・ブルックス 夏目大 本体予価:929

あなたの人生の意味(下)
 デイヴィッド・ブルックス 夏目大 本体予価:929

宇宙軍士官学校―攻勢偵察部隊―(3)
 鷹見一幸 本体予価:691

〈協定〉(上)
 ミシェル・リッチモンド 羽田詩津子 本体予価:864

〈協定〉(下)
 ミシェル・リッチモンド 羽田詩津子 本体予価:864

ハヤカワ文庫SF


宇宙英雄ローダン・シリーズ グーン地獄
 H・G・フランシス 林啓子 本体予価:713

われらはレギオン(2)アザーズとの遭遇
 デニス・E・テイラー 金子浩 本体予価:1080

グッドホープ
 フランク・ボルシュ 鵜田良江 本体予価:756

羊飼いの暮らし
 ジェイムズ・リーバンクス 濱野大道 本体予価:1080

宇宙英雄ローダン・シリーズ 炎の管理者
 H・G・エーヴェルスほか 天沼春樹 本体予価:713

文春文庫


インパール
 高木俊朗 本体予価:1134

プロ野球死亡遊戯
 中溝康隆 本体予価:886

高校野球を100倍楽しむ ブラバン甲子園大研究
 梅津有希子 本体予価:832

死はこわくない
 立花隆 本体予価:702

原爆供養塔 忘れられた遺骨の70年
 堀川惠子 本体予価:972

福井モデル 未来は地方から始まる
 藤吉雅春 本体予価:864

にょにょにょっ記
 穂村弘 フジモトマサル 本体予価:756

山本周五郎名品館(4)将監さまの細みち
 山本周五郎 沢木耕太郎 本体予価:940

カトク 過重労働撲滅特別対策班
 新庄耕 本体予価:864

カレーなる逆襲! ポンコツ部員のスパイス戦記
 乾ルカ 本体予価:886

侠飯(5)嵐のペンション篇
 福澤徹三 本体予価:778

晴れの日には 藍千堂菓子噺
 田牧大和 本体予価:821

夏の裁断
 島本理生 本体予価:842

アンタッチャブル
 馳星周 本体予価:1188

劉邦(1)
 宮城谷昌光 本体予価:778

劉邦(2)
 宮城谷昌光 本体予価:778

椿落つ 新・酔いどれ小籐次(11)
 佐伯泰英 本体予価:810

新・学問のすすめ 脳を鍛える神学1000本ノック
 佐藤優 本体予価:810

未定
 瀬川コウ 本体予価:842

昭和史をどう生きたか 半藤一利対談
 半藤一利 本体予価:842


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筆者:squibbon
幼稚園児の頃から40を過ぎた現在に至るまで読書が趣味。学生時代は読書系のサークルに所属し、現在も出版業界の片隅で禄を食んでいます。
好きな作家:江戸川乱歩、横溝正史、都筑道夫、泡坂妻夫、筒井康隆、山田風太郎、吉村昭。好きな音楽:筋肉少女帯、中島みゆき。好きな映画:笠原和夫、黒澤明、野村芳太郎、クエンティン・タランティーノ、ティム・バートン、スティーヴン・スピルバーグ、デヴィッド・フィンチャー。
ブログ更新通知:https://twitter.com/squibbon19

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